Juliusは、犬学校の3年生。週に３日、カバンに、おやつとおもちゃと、ウンチ袋と連絡帳を入れて通学。その学校生活は、ミステリアスでユーモラスで、ちょっぴり刺激的。

ジュリアスは、何でも好きだけど、留守番だけは大嫌い。
今日も、mamaが、ジュリをおいて仕事に行ってしまいました。仕事で出かける「仕方のない時」が分かるのか、じっと悲しそうにドアを見つめて、玄関先から動きません・・。でも、仕事以外の時には、なぜか、「ウー、ワンワン、行っちゃだめ！ガウガウ、ワンワンワ～ン」、おまけに何かを咬んでは八つ当たりしたりします。どうして違いが分かるのか・・不思議です。「お仕事だからね。」と言ってみても見破られます。きっと、気配で分かるのでしょう。言葉でだますことはできません・・・。
言葉がないってことことは、ホントは凄いことかも・・。
【早く帰ってきて！・・いつまででもまってるぅ・・】

鬼ごっこをしていて、突然座り込むジュリアス！耳の後ろが掻ゆくなったので「掻くため」を口実に、「タイム！」
ほんとは、休むためでしょ、ジュリアス！
休んで、息を整えて、次の攻撃に備えてる？
それにしても、ほんのちょっと休んだだけで、またまたバトル再開！その回復の早さは見事です。うらやましい・・mamaなんか、２日くらいたってからじわじわ筋肉が痛み出したりするんだけど・・
アトサキ考えずに、「イマ」だけを楽しめる・・のも・・うらやましい・・。こんなに走ったら、明日が辛い！って力を加減してしまう「ヒト族」は、本当の楽しみ方を知らないのかも。・・そうは言ってもねぇ・・明日のために、そろそろお休みなさいZZZZ・・・・
【タイム！耳を掻くから待って！】

あの悲しい知らせから１ヶ月・・
学友だった、ジュリアスとそっくりのコリーちゃんが、遊んでいて不審者に脅かされてパニックになって飛び出し、事故でなくなったという衝撃的な事件でした・・・
今日、思いがけず、コリーちゃんのmamaからお手紙をいただきました。コリーちゃんの写真と一緒に。「１ヶ月がたって、ようやく話せるようになって・・」とのこと・・お気持ち、よく分かります・・・
パニックになって飛び出し迷子になったコリーちゃん、車で来た遊び場所だったにもかかわらず、必死に家路をたどり、確実にお家に向かっていたのだそうです。探し回っていた家族との再会まで、あと一歩のところで、左折の車に巻き込まれて・・と、悲しすぎる状況です。それにもまして痛ましいのは、「ああしなければ・・こうしなければ・・悔やんでも悔やみきれない・・」という、家族の思い。以前老愛犬が病気で亡くなったときでさえ、悔やまれてどうしようもなかったのに、まして、事故となると・・察するにあまりあります。
安全な遊び場がほしい。切に思います。愛犬たちはもう単なるペットとしての存在ではなくなっているのですから。
コリーちゃんのmama、ご家族の皆様、（今はまだ無理でしょうが・・）どうか元気になってください。コリーちゃんは、このお家に来て幸せだったと思います。どれだけ生きたかより、どう生きたかが、大事だと思うんです。コリーちゃんが幸せだったことだけは、まちがいないです。犬学校のみんなからも、あんなにかわいがられていました。まだ、お会いしたことはありませんが、落ちついたらぜひ語りあいましょうね。
【コリーちゃんの分までがんばる・・・白あじさいが似合う梅雨・・・】